カテゴリ:井沢満先生の作品( 52 )


井沢満先生が脚本をされた「TVドラマ「わが家」は、芸術祭優秀賞を
受賞されました。。。

先生・関係者のみなさま、

『おめでとうございます!』

授賞式には、おきもので参列されたそうです。。。


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                     (上のお写真は授賞式のもではございません。)

会場には、歌舞伎界・落語家・舞踊家・邦楽家など、よくおきものをまと
われていらっしゃる方々が、大勢いらしたようでした。
「目の正月」ですね

先生は民族衣装のきものの存在に、お心を砕かれています。お若い着巧者
たちから学ばれるなど、柔軟なお方です!

「わが家」も素晴らしいドラマで、人間としての大切なものをたくさん教
えて頂きました。

井沢先生のお心にある 「衣とこころ」。。。
そして、
大事にされていらっしゃる「美しい日本語」で、私たちが忘れてしまった
世界を再現してほしく願います。(^。^)y-.。o○



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風邪が流行っているようです。
ご自愛ください。

衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2016-02-10 11:33 | 井沢満先生の作品



今年の新春ドラマ特別企画として、放映されました井沢先生が
お書きになられたドラマ「わが家」が平成27年文化庁芸術祭
参加されるそうです。。。

『おめでとうございます!』


向井理さん・田中裕子さん・村川絵梨さん・長塚京三さんの,豪華
キャストで、バラバラに暮らしていた家族が海辺の“わが家”で再び
紡いでいく家族愛、あたたかく、いつも何かを気付かせてくれる
「井沢先生の世界」でした。。。



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芸術祭に参加するにあたっての再放送だそうですが、深夜、

11月1日(日)25時20分~・MBS関西地区

関東地区在住の糸賀は拝見できません.(;_;)/~~~

 
井沢先生のブログのコメントをご紹介させて頂きます。


『「わが家」は、日韓問題厳しき中、本賞は逃したものの今年の
 9月に開催たソウルドラマアワードのファイナリストに選ばれ
 ました。
      
 ご支援ありがとうございます。

 DVD版の売れ行きも順調のようで、重ねてお礼申し上げます。』




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芸術祭賞、そして井沢先生のお気に入りの「インバネス&ボーラ―ハット」
といっしょに、

「勝利の美酒」を。。。



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今のところ、☁の週末です・・・。

      衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2015-10-31 09:20 | 井沢満先生の作品

今年のお正月に放映されました井沢先生の作品、「わが家」が
韓国のドラマフェスティバルでノミネート! 快挙です。。。
井沢先生はじめ関係者の皆様、

『おめでとうございます!』

約50カ国200作品ぐらいのエントリーの中で、最終作品に残
られたそうです。日本の作品は「わが家」のみとのこと。(*^_^*)

豪華な出演者、
向井理・長塚京三・田中裕子・村川絵梨(敬称略)たちが演じられた
家族の絆物語です!


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先生ご愛用のボーラ―ハットのなかに、絆を取り戻した笑顔の家族
全員を、集合!!! 

激しい場面もあり、言葉や体で確かめ合い、ひとつにまとまっていく。
井沢先生の人間としての、大きさや温かさが感じられました。。。

長い人生、誰にも凸凹があるけれど、

『家族ていいなあ。』

またも、井沢作品から、人間として大切なことを学ばせて頂きました!


小説「わが家」の、きもののコーディネートのお手伝いを、ちょこっと。
うれしく、ありがたく、 忘れられない作品です。


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井沢先生、

ご受賞の暁には、
授与式には、ぜひ羽織袴でお出まし下さいませ。。。


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高校野球も、ついに決勝戦ですね。
どちらも、勝たせてあげたい!

      衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2015-08-20 08:03 | 井沢満先生の作品

井沢満先生がお書かきになり、人気を博したTVドラマ
「わが家」のDVDが4月28日に発売されるそうです。。。

「家族とは何か」 「本当の親孝行とは何か」

向井理さんが主演で、傘を持つ父親役の長塚京三さんとの
やりとりが、今も私の心に残っています。。。

井沢先生の作品からは、毎回本当に大切なことを教えて頂き
自分を省みる良い機会になっております。


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井沢先生は、
背景の絽のお着物(女性用)を転用されて、ご自分のお召し物に
お仕立て依頼されているそうです。柔軟さにいつも脱帽!!

トンボの文様で、勝ち虫とよばれ、前にしか進まず退かないところ
から、「不転退( 退くに転ぜず、. 決して退却をしない)」の精神を
表すものとして、特に武士に喜ばれたようで、トンボはまさに井沢
先生にピッタリの文様です。。。
  
ご愛用の信玄袋も勝ち虫とか。井沢先生、ぜひ半衿も勝ち虫
いかがでしょうか。

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DVD、たのしみです。。。


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「葭始めて生ず(あし はじめてしょうず)」.
第16候/穀雨/初候/4月20日~24日頃
あしが芽を吹き始める。

        衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2015-04-20 01:37 | 井沢満先生の作品

一昨日井沢満先生脚本の「わが家」が放映されました。

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あらすじは、
主人公・桜木一歩(向井理)は、都内で心さびしいお客様のニーズに応じ
友達・恋人・家族などを派遣する“人材レンタル会社”のスタッフとして
働いている。幼いころ父・武士(長塚京三)に捨てられた。妹・ほの香
(村川絵梨)の結婚話をきっかけに、母・鯛子(田中裕子)がひとり暮
らす三浦半島の海辺の家に家族が集まり始める。長いこと音信不通だった
父も現れ、家族の絆が取り戻されていく。。。  


               
切なくてあたたかい奥深い人間模様、「井沢先生の世界」が展開されい
ました。


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予告の時から、お父さんの持つ傘(写真右)の存在が気に
なっていました。3歳の時に死別した父親(一歩の祖父)の
形見の傘であった。


突然、父が家を出る。
後を追う一歩に、祖父の傘で、線を引いた!!

『この線は越えたら、ダメ。』

一歩は、越えなかった・・・。


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20年後あの時と同じ場所で、
父の2度目の「地面への線引き」、
またも、一歩は越えられなかった・・・。


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父の家出の原因は、「母の不倫」だった!
それを知らず、父を憎み!どこかで愛していた一歩。

母が父を待ち続けた訳は、家を出る時父が見せたひとすじの涙
それが最大のラブコールだった。。。

家に帰ろう』、一歩が父に叫んだ。


奇跡は起きた!


3回目は父から傘を取り上げ、今度は一歩が線を引いた。
父はいとも簡単に線を越えた。

『またげばいいだけ』、と一歩を踏み出した!

                (糸賀文音、お気に入りのセリフ)

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父・武士の言葉が心に残る。。。

『人間、無事に生まれて無事に死ぬ。それだけで大事業なんだ。
 だから、あとはオマケだ。出世するのもいいが、あっちにゃ
 ゼニも名前も持っては行けねえ。』

身軽に清々しく生きたいと願う私には、「みちしるべ」である。

内容のすばらしさ、出演者の演技が自然体でお見事でした!

『家族の大切さ、ありがたさ。。。』

余韻を引きずり、ひぐらし。。。


                        (敬称略)

小説「わが家」も好評だそうです。


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長文お付き合いくださり、感謝です。

      衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2015-01-06 21:15 | 井沢満先生の作品

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井沢満先生が脚本された、新春ドラマ特別企画

「わが家」が1月4日(日)よる9時から 
  TBS/MBS系全国ネットで放映されます。


私の新年は、井沢先生のドラマと成人式のお着付けから
始まります。今年も向井理・長塚京三・田中裕子・村川
絵梨たちが描く家族の絆から、スタートのようです。(敬称略)


〜〜家族ですごす何気ない日常こそがとても幸せな時間・・・
    「家族とは何か」「本当の親孝行とは何か」


先生の世界から、「忘れていた大切こと」と再会でき、家族に

『ありがとう!』

をしている私がいます。
先生には大変感謝をいたしております。(´ー`)


先生は小説「わが家」も執筆されました。
竹書房文庫から出版、出足好調だそうです。


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先生から頂戴しましたサイン入りのご本です!

読みやすく、時には激しく,厳しく、根底にあるやさし
さが、ていねいに描かれており、読み終わった時には、
いやしにつつまれていました。。。

インバネスとボーラ―ハットをまとわれた先生です。
お似合いですね!


ドラマ「わが家」、待ち遠しいです。。。


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どうぞ、良いお正月をおすごしくださいませ。

         衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2015-01-01 18:14 | 井沢満先生の作品

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ほれぼれする「ボーラ―ハット」。。。
脚本家・小説家の井沢満さんの、ウサギの毛でできているお帽子です。

「インバネスとボ-ラーハット」
のことを、ブログで書かれています。
そして、私のことも書いてくださいました。
            ↓

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/32d7a0524ce1a75f78e77d764642282d


井沢先生に諸用があり、その際ショピングにも同行させて頂きました。
「ボーラ―ハット」・「インバネス」・「サスペンダー」・「ハンカチ」
などを買われました。先生のショピングは豪快!
お品物を手にされ、一発で決定!
値札はご覧にならず、店員さんに代金を言われお支払されていました。
こだわりのあるものを大切に丁寧にお使いになりそうです。。。

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                  (写真は先生のインバネスではありません。)

先生が選ばれた「インバネス」はカシミヤの高級品です。

『長いこと使うことを思ったら、安い。』


と、おしゃっていました。
  

わが家流に申せば、「トンビと山高帽」です。

受講生が素敵なインバネスをまとっていたり、知人がご主人様と
兼用でインバネスを使われているお姿に接し、祖父が愛用していた
「トンビ」は、今いずこに???
存命ではないかも・・・。そんなトンビ捜しの最中で、びっくり!!


「山高帽」も父の愛用品。残念ながら和服好きでしたが、着物の
時にはかぶっていませんでした。形見の中に素敵な山高帽があり
ましたが、母の介護に追われて、存在を失念しておりました。大
きなイヤリングを付けて、かぶりたいという野望は叶わず。。。

わが家の物語です。


笹島先生のお祝いの会で、京都・誉田屋源兵衛さんが、白いお着物に
裾では薄いオレンジ色の長じゅばんが、遊んでいました。

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井沢先生の赤や薄紫のお草履も、凄い脇役さんですね。
先生、ぜひインバネス・ボーラ―ハットに、脇役さんも登場させて
くださいませ。

『男はんのお着物、おもしろいどすな。』



師走に色気足らずの文音姐さんが、ポッリつぶやく。。。


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感謝申し上げます。

        衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-12-28 12:59 | 井沢満先生の作品


井沢満先生の小説「わが家」が、竹書房文庫より発売され
ました! 新春放送予定のスペシャルドラマが、うれしい
ことに、小説になりました。。。


「家に帰ろう。一緒に帰ろう。」
バラバラに暮らしていた4人の家族が、海辺の「わが家」で
繰り広げる家族の絆物語です。

家族ですごす何気ない日常こそがとても幸せな時間。。。

「家族とは何か」「本当の親孝行とは何か」


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井沢先生は「あとがき」とお書きにならず、「たとえば、あとがき的な?」
たのしい表現をされています。そして、こんなことを。。。

ドラマの主役・向井理さんの
『今回は小説は書かないのですか?』
この問いかけが、小説を書かれるきっかけになられたようです。


私はほんのわずか、お着物のコーディネートをさせて頂きました。
     ・
     ・
暁斗の母親友子は、和服だった。
鯛子の母親は着物で店に立っていたので、鯛子も着物は仕込まれていて、
友子のまとっているのは千草鼠に南蛮船と小花、白銀の青海波の帯は本
綴れと素早く見て取り、それに白い草履
も趣味のいいことと感心している。  
     ・
     ・

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井沢先生の小説やドラマには、いやしのなかに、人間として忘れては
ならない大切なことが、たくさん置かれています!
人生の達人でなければ、お書きになれない。。。


ドラマも待ち遠しいです!  放送は、
1月4日(日)よる9時より、TBS/MBS系全国ネットだそうです。

ぜひ、「井沢ワールド」をお楽しみください。(*^_^*)
井沢先生のおやさしいお心に、また会えますね。


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ブログへのお尋ねに、重ねて感謝申し
上げます。。。

      衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-12-04 08:51 | 井沢満先生の作品

   
このブログに時々、ご登場下さる井沢満先生の脚本ドラマです。
井沢先生の作品は優しいいやしのなかで、人間として大切なこと
を、私たちに気づかせてくださいます。。。

    『わが家』

2015年1月4日(日)よる9時~ 

TBS/MBS系全国ネット

    
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「家に帰ろう。一緒に帰ろう。」

バラバラに暮らしていた4人の家族が
海辺の「わが家」で繰り広げる、
ヒューマンドラマだそうです!


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主演が、向井理さん  (長男〉
    長塚京三さん (父)
    田中裕子さん (母)
    村絵梨さん  (長女)


父と子の葛藤を軸に、「家族とは何か」。。。


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井沢作品は、
『花嫁の父』2012年/日本民間放送連盟賞優秀賞、
『母。わが子へ』2013年/APT賞
を受賞されています。未だに心温まる素敵な場面
がいろいろ浮かんできます。

公式サイト  
http://www.mbs.jp/wagaya/

井沢先生は小説「わが家」も執筆されています。
12月初旬に竹書房から出版されるそうです。


お正月に、ぜひご家族でご覧くださいませ。(*^_^*)

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お正月は、すぐに来そうですね。。。

     衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-11-10 00:01 | 井沢満先生の作品

井沢満先生がご自身のブログで、お着物への愛情・美意識など
失いたくない大切なことをお書きです。またも井沢先生に転載を
ご許可頂きました。
『先生、ありがとうございます!』              -井沢満ブログー

            

「和」を守る


癖になるのか、このところ通販でいろいろ手に入れるのが続いている。

最近のヒットは、シルクの黒コートで、コートというと暑苦しいが
要するに長い丈の、ふわっと羽織るシャツというのに近い。
羽織って膝の下まで来る。
冷房が苦手で、カーディガンを持ち歩く私は重宝しそうだ。
軽く薄いので畳んで鞄に入れておける。

ビルマシルクだというので、産地はミャンマーなのだろうか。
暑いエリアのお蚕さんは、まゆが太くて繊細なシルクにはならないと
思うが、コートにはむしろちょうどいいかもしれない。

あとひとつ、迷い迷いであったのが、ポリエステルの絽で、
出来合いの着物。ウールも綿も着たことがないのに一気に
ポリエステルに飛んだのは、絽なら何となくポリでもイメージがつかめるし、
安価なので、雨が多い6月用、出先で土砂降りの夕立にあっても
難儀しないで済む着物を、とふと思ったからだった。

届いて、着られなければそれまでのこと、と思える程度の価格。
しかし、手元に来たのを見れば色合いもまあ悪くないし、感触も絽ではある。
着丈が気持ち長めかなと思う程度で、裄は問題なかった。

着物はこういう時、柔軟性に富み洋服ほどきっちりとサイズが合ってなくても
まとえる。

浴衣は今度三越で仕立てている着物が出来上がっでから、反物を見てみようかと思う。
靖国神社のみたま祭りには間に合いそうもないが。

それと売り場で気になったのが藤色の草履で、これは
男物にしては大胆で手を出しそびれたのだが、履いてしまえば足袋の合間に
ちらちらとパープルが漏れる程度で面白いかも知れぬ。
小千谷縮の着物の仕立て上がりの3週間後に、まだ売り場にあればご縁ということで
求めようと思う。

あと欲しいのが扇子。三越の呉服売り場は目の毒である。

それにしても皇室の方々にこそ和服を召していただきたいのだが
晩餐会における天皇陛下もタキシードでいらっしゃる。
もし紋付きと仙台平の袴であれば、不勉強で知らぬのだが
紋は菊になるのであろうか。さぞ、お似合いでまた威風堂々と見えるのでは
ないかと拝察する。

皇室の最大の役割は神道の最高峰としての、祭祀王であるが
日本の伝統を次代に継がれることもそうであろう。
言葉ひとつ、時代によって変転しては行くものの皇室は、言葉が
命脈を保つ最後の砦であって欲しいと願う。
今どき、おたたさま、おもうさまはないだろうが、パパ、ママは勘弁して
頂きたいのである。雅な日本語をあとうかぎり保って頂きたい。

私はどうにもパパ、ママが生理的に受け付けず、脚本でも
リアリティを重んじてパパ、ママは使わなくもないけれど、
出来る限りお父さん、お母さんと言わせている。
本当は松竹大船の時代のように、お父様、お母様と言わせたいのだが、
さすがに現代では無理。上流社会を今どき描いても、なかなかリアリティという意味で
どうなのだろうという、ていたらく。お父様お母様は、現在70歳前後の
人たちの時代には、日常にあったはず。

おっとりと、品のいい日本語が説滅寸前で、そういうセリフを書ける
脚本家がもういなくなりつつあるのではないか。
いずれ書き残しておきたいと思うが、そんなドラマはそれこそ
戦前の皇室や貴族を舞台にせねば、書けぬであろう。

死ぬまでに一つ、日本古来の美しい言葉をドラマか小説の中に刻んで
残しておきたい。

皇后陛下も、紀子妃殿下も眞子さまも佳子さまも和服をきちんと
召されるのが有り難い。
皇后陛下が先の皇后から受け継いて養蚕をなさるのも、日本の
絹とそれにまつわる心を守りたいお気持ちからであろうと思う。

悠仁親王殿下も、着物に袴がお似合いで嬉しいことである。
悠仁様がまとわれた御初召(おうぶめし)こそは、和の衣類の精髄で、
雪の如き白い絹に、織りで繊細な模様が浮き出ている。

文字では伝えきれぬので、著作権に触れぬかと懸念しつつ・・・・も、

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御初召は要するに産着で、皇后陛下が育てられた日本原産の「小石丸」の生糸で織られている。
悠仁親王殿下の、宮中三殿参拝用に、天皇皇后両陛下から贈られた。

はばかりながら、「祖母」が育てた蚕が紡ぎだした糸を使って孫の産着が出来上がったのである。

たいそう贅沢なことだが、こういう贅沢をこそ皇室の方々にはなさっていただきたいのだ。
海外ブランドの洋服など、数年後には流行遅れでもう着られない。
しかし、和服は美術品なので保てば永遠に生き、日本の心を伝え続ける。

着物は末代まで。
いよいよ擦り切れればほどいて、おむつに、雑巾に、使い倒して
日本人は生きて来た。

およそ、衣類における色彩センスの頂点は歌舞伎の衣装であると
私には思われる。
近年に至って、ようやくヴェルサーチ辺りがたどり着いた大胆不敵の色使いを
江戸の歌舞伎役者たちはすでにまとっていたのである。

グラデーションの美学も日本のものであろう。

皇室の方々には、神域のお守りを至高の御役目として、次に守って頂きたいのが日本の文化であり、美意識である。それは言葉も、衣装も、そして何より日本の心ばえを、心意気を。



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       衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-06-23 07:11 | 井沢満先生の作品