鎌倉教室でのお稽古を始めるようになって、うれしいことが。。。
教室内に飾られた絵は、時をおかず変わり、眼福を頂戴。( ◠‿◠ )

その上、近くには「鏑木清方美術館」があります。


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「築地明石町」「襟おしろい」「終の棲家」
 などの鏑木作品が
好きです。美術館で大ファンという女性がこんなお話をしてくだ
さった。鏑木さんの奥様は、いつでもモデルさんが出来るように
努力されていた。

鏑木作品は、凛として上品。。。



写真の絵は、「襟おしろい」
華美でないきものをまとっていますが、気品のなかにも色気を
感じます。胸元の指も妙妙。。。

日本画から学ぶ「美仕草」


『こんな仕草、できたらいいなあー。』



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強い雨音、こんな日もあってもよいけれど、
被災地の方々は、大変ですよね・・・。
衣香(きぬか) 糸賀文音

*お教室案内は こちら
by kimonokinuka | 2016-05-17 08:46 | 日本画から学ぶ


広島に原爆が投下された3日後の1945年8月9日に
長崎にも原爆が落とされました。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。



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春に開催された「鏑木清方の終の棲家」
開催期間を間違えて、拝見できませんでした。(涙)
「美人四季 山百合(夏)」 
知的な着物まとい人ですね。

長じゅばんの色合いが、透ける夏着物に深みを
添えており、感性のすばらしさに、うっとり。。。

日本画から学ぶ、しぐさ美やコーディネート、
画家さんたちの見識の高さに、驚かさせれます!


私の夏長じゅばんは白で、いつかこの絵のような
色柄物のおしやれをしたいと存じます。

透け感ある着物の長じゅばんには、気を使いますね。

長じゅばんの丈が短いと、興ざめ・・・。
また、さらし補整ではなく、他の補整で透けて見えて
しまうというお悩みを伺ったこともあります。


夏着物をまとう時も、下着・さらし補整・長じゅばん
着物、そして帯ですが、皆様がご心配くださるほどは
暑さを感じません。何をまとっても暑い夏、気合いを
入れています。

夏の涼やかな着物を、本当に美しくまとうには、注意
事項を、事前に書き出しておくと良いかもしれません。


夏衣は、
周りの方々の目に、涼やかに映るようですね。(*^_^*)



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「涼風至る」立秋/初候 7日~11日頃。

涼しい風が立ち始める。。。

     衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-08-09 10:10 | 日本画から学ぶ


上村松園さんの「待月」、
うちわをもち、月のお出ましを待つている女性の
しなやかで美しく上品な姿に,釘づけ。。。

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やわらかい素材の帯でしょうか。
角の長い「角出し」、やさしさを感じます。

上村松園さんは、京都下京に生まれ育ち、明治・大正
昭和の時代をご存じの方です。


「角出し」は、関東と関西とは結び方は同じですが
表情に違が。。。

  関東は、 粋
  関西は、 やさしさ

そして、
「角出し」の角の結ぶ位置にも理由があるそうで、

歳を重ねた人は、 角は低く
お若い人には、  角は高く

昔の人の、感性や美意識はすばらしいです!!

美しいものに会いたくなると、私は「日本画」の
世界を訪れます。


着物の後ろ姿に、えもいわれぬ魅力を感じことが
しばしば。。。


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今は風がさわやかですが、今日も猛暑
とのお付合いですね・・・。

     衣香(きぬか)糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-08-05 07:51 | 日本画から学ぶ

鎌倉にある「鏑木清方記念美術館」へ。。。
小町通りの喧騒はなく、見事なまでに静まりかえっていた。

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鏑木清方(かぶらぎきよかた)さんは、ご両親からの影響で
小さい頃からお芝居を好み、役者さんの所作や、衣装からは
色彩を学ばれたそうです。

凛として理知的なお顔立ちの、洗練された美しさの女性たちが
描かれていました。

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明治34年(1901)の作品で、「浅みどり」

着物には肩上げがされ、胸高な袴、私好みのお着付けである。。。

紅い衿が効き色で、全体を上品さがつつんでいる!!

今は袴というと、履物は草履やブーツですが、絵の中の少女は
リボンの付いた靴のようなもの、今の時代にもこんな履物も
素敵と感じますが。。。

洗練された、なんと趣味の良い世界なんだろうか!

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わたくしが好きな絵は、
・「襟おしろい」奥様のかりそめの姿を描かれているとか。。。
・「築地明石町」黒羽織の袖を胸元で合わせている美しい仕草。。。


日本画は「仕草美」が、満載である。(*^_^*)




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桜便りが。。。
薄桃色の世界と、会えるのですね!

     衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2014-03-26 00:16 | 日本画から学ぶ

花火の着物と星の帯! 

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私の好きな絵で
北野恒富さんの「星」です!

花火の模様の着物に、星の帯
斬新な組み合わせ。。。
帯締めの締め方も、素敵ですね。

女性の後ろに、星がひとつだけ
輝いていています!

満天の星でなく、ひとつ。。。
女性は、このひとつの星に、
どんな思いをはせたのかしら???


私事ですが、ガンと思われた友は
事なきを得る!

さきほど
夜空にいらしゃるかもしれない神様に
友の無事を感謝申し上げました (^^♪

友もこの女性と同じく
「美しい着物びと」である。。。



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暑い一日でしたね。
今日も「着物まとい人」でした。

      衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2013-08-10 23:08 | 日本画から学ぶ

上村松園さんの昭和7年の作品、「新蛍」

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松園さんは

「女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。
 一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような
 絵こそ私の念頭をするところのものである。」


こんな崇高なお気持ちで、絵筆を持たれていらしたんですね!

「新蛍」も、気品のあるたたずまいの女性と、蛍の籠をのぞく少女の
仕草の可愛いこと。。。
少女の帯結びは、北野恒富さんの 「宵宮の雨」 と同じ結びですね!!

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この結びについて、笹島先生に伺ったところ
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  『帯名は不明、矢の字(=立て矢結び)は
  肩から腰にかけて、斜めにするが、立てに
  して結んだ帯結びであり、とめ方は テ先が
  長ければはさみこめるが、テ先が短い場合は、
  しごきなどでとめる、若い子の帯結び。。。』



                    

   矢の字系の帯結びでした (^^♪




ご参考までに、矢の字結びを
左矢の字と右やの字の違いは、こちらに書いております。

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「立て矢結び」は江戸時代には「矢の字結び」と呼ばれ、現在は斜めに
結んでいる結び方を「立て矢結び」と呼んでいます。
今でも、歌舞伎の衣装付け帳では、「矢の字結び」と呼ばれているそうです。
着付けの世界で、いつから「立て矢結び」、と言うようになったかは不明とか・・・。

上村松園さんの絵は、上品で素晴らしく、私の中ではいろいろな興味が
湧きあがり楽しくなります。。。



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夏!夏!夏!
涼しい秋は、いずこに・・・。

        衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2013-08-08 13:44 | 日本画から学ぶ

中原淳一さんが1940(昭和15)年頃に彫られた
木版画「娘十二ヶ月」より「八月 影」です。
昭和モダンの香りがします。。。。

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浮世絵のうちわを持っていますが、そろそろ秋。。。
そんな気配を感じます。
うちわを持つ指が、綺麗です!

きものはゆかたでしょうか?
青海波と水玉の組み合わせが、個性的でおもしろい (^^♪

憂いのある瞳と、可愛い口元が
知人はお若い頃の、女優・浅丘ルリ子さんに
似ていると、懐かしそうに話しくださいました。

安らぎをいただけそう。。。

今日は、この絵をお楽しみくださいませ。


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良い一日でありますように。。。

       衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2013-08-04 07:49 | 日本画から学ぶ

待月人の、薄衣。。。


「待月」、上村松園さんの作品の中で、一番ときめきます!
袖口からわずかに見える、「釘抜き繋ぎ模様」の長襦袢の
派手さを、青い絽のきものが重なることで、和らぎが一層
まし、幽玄さ、上品さ、を感じます。。。

かっては、月草(=露草)は、染料として用いられましたが
和歌の世界では、青色は色があせやすく・・・。
はかなやさや心変わりの象徴
、として使われたようです!

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長襦袢の「釘抜き繋ぎ模様」は、浮世絵に出てくる模様で
歌麿さんなどの作品を参考にされたものも多いとか。。。

今は夏物の長じゅばんは、白が主流ですが
しどけない透け感にならなければ、色柄ものの長じゅばんに
挑戦してみるのも、ワクワク! ドキドキ!

やわらかな絽のきものが派手になってしまい、花柄ですが
長襦袢にと思いきや、忙しさで忘却の彼方に・・・。
どこかにありんす!

帯もしなやかで、角出しを素敵に演出。。。
理知的な後ろ姿を、涼しさと共にうっとり!!


。・。・。・。・。・。・。・


   お月様、待月人の薄衣は

       あなたに何を、ささやいたのー。




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        衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2013-07-21 11:03 | 日本画から学ぶ

お祭りの帯結び?

10年前までは、あまり日本画に興味を抱いておりませんでした!
今は大ファンです。
日本の自然や四季の美しさ、色彩・模様の美しさ
容姿や立ち振る舞いの美しさ、きものまとい方や帯結び、
そして帯揚げや帯締めの結び方の優雅なこと。。。
今の私には、日本画は「宝の山」です。

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北野恒富さん(1880〜1947)の 「宵宮の雨」 昭和3年 大阪市立美術館蔵

お祭り前夜の簡単な行事を、眺めているのかしら?
それとも、お祭り本番前の雨を楽しんでいるのかしら?

かかとを上げている子供のしぐさの可愛らしさ。。。

雨に爽やかさを感じます。

驚かされたのは、帯結び‼!
左の女性は、お太鼓部分を手先で
右の方は、お太鼓部分をしごきで
おさえている感じですが、だらしなさはありません。

お祭りにはこんな結びをするのか、この時代の帯結びなのか
わかりませんでした・・・。

きものの丈も長くまとい、古き良き昭和初期の香りが

おだやかなときが流れているようです(^^♪


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体調をくずされている方がいらしゃいます。
皆様もご自愛くださいませ。

          衣香(きぬか) 糸賀文音
by kimonokinuka | 2013-07-18 00:04 | 日本画から学ぶ