井沢文学の中の着物たち、                   「先代女将のお正月着物は???」

「ゆきの、おと~花嫁の父~」が発売になりました!
ご本のカバーが雪をイメージした色で、本体はやさしい桜色でした。
ほんのわずか関わらせて頂いただけなのに、自分のことのように心ときめきました♪♪♪

美音さんと丸さんの結婚が決まりました!!!

船宿の若女将として立ち働くことを前提に、女将が先代の女将から
譲り受けた着物を、仕立て直して美音さんへ・・・
浴衣だけは新しく誂える!(前回の藍地の雪の結晶の浴衣)   
そんな設定でした。

先代女将のお正月の着物

井沢先生からは、お正月の着物は、お客様の格より上になり過ぎない
範囲で華やかに、そんなご注文が・・・。


f0205317_8201961.jpg錆朱(さびしゅ)と銀鼠(ぎんねず)の縦縞に
所々に花紋の刺繍が施されたものを
ご提案、お若いから縦縞だけでは
寂しいかな???

花紋はあっさり却下!

半ば仕事着、刺繍の花紋なんて
扱いが大変で、現実的でない
おバカなあたくし・・・

帯は独楽(こま)を回しました!



先代の女将が生きた時代背景を、あれこれ想像しては、ため息・・・
修行不足を痛感しました!  まだ続きあります♪

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ご本の中の雪の終章で、私が好きな何箇所かの文章を、抜粋させて頂きました!

わたしは雪のひとひら。

わたしは、大人には興味がないの。赤ん坊が好きなのよ。私の仲間だもの。
赤ん坊も実は空から降ってくるの、雲の隙間からお父さんとお母さんに
なる人を探しているの。

とたんに風が虚空(こくう)に湧き立ち、わたしをなんと赤んぼうのほうへ運び・・・・・
小さな人指し指にとまった。わたしは幸福にとろける、溶ける。
どうやらわたしのここでの命はたえるようだ。 小さな指先はわたしのふる里を指している。
優しい光をたたえたあの深い空を。

この世とあの世を貫く最も強い法則はきっと、愛だ。

 
雪の結晶の切手を添えて。



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                       衣香(きぬか)  糸賀文音

by kimonokinuka | 2011-09-02 08:47 | 井沢満先生の作品